7月に入り、ついに夏本番!BBQや海水浴、長距離旅行・祭り・花火大会と・・・夏はとにかくイベントが盛り沢山ですね。皆さんどんな素敵な計画を立てていますか?
そんな楽しいイベントが多い夏ですが、夏ならではの危険や必要な準備も沢山ありますね。特に野外で過ごすアウトドアシーンにおいて、日焼けや熱中症対策に頭を悩ませているのは、女性や子供だけではありません。休日に野外でのイベントを予定している人はもちろん、通勤通学の際も日焼け止めの準備をされている方も多いと思います。
ですが、昨今騒がれている熱中症対策についてはいかがでしょうか?全国各地で年々最高気温が上昇している今、私たちを熱中症被害から救ってくれ、かつオシャレにも見せてくれる最強アイテム・・・それはズバリ「帽子」ですね。

幼い頃、「熱中症になるから!」とお母さんに麦わら帽子を被るように言われたり、体育の時間には赤白帽(今はどうなんだろう…)を被ったり・・・思い起こせば遠い昔から私たちの夏には欠かせないアイテムだった「帽子」。普段使いが少ない人も、一度は被ったことがあると思います。
大人になった今、熱中症対策はもちろん、オールシーズン使える優秀な相棒として活用している人も多いと思います。ひとことで「帽子」と言っても、素材やデザインも様々で、カジュアルにもフォーマルにも合わせやすく、個性を最大限に発揮できる素晴らしいアイテムです。
そんな「帽子」の魅力と夏コーデにピッタリなあわせ方をご紹介いたします。帽子が大好きで、すでに様々なタイプをコンプリートされている人はもちろん、「被ってはみたいけど自分に似合う帽子はイマイチわからない」という人、「今年の夏は新しいタイプに挑戦してみたい」という人も是非参考にして下さい!
また、帽子に「苦手意識」を持っているけど、少し興味があるならば、まずは一度チャレンジしてみて下さいね。先入観で「食わず嫌い」も多いのも帽子コーデの特徴。今年の夏は一緒に冒険してみましょう!

季節を問わず使える定番の「中折ハット帽」
季節を問わず大人気の「中折れ帽」ですが、その素材は様々。とくに夏の人気素材と言えば「麦わら帽子」ですね。「ストローハット」と呼ばれることが多く夏にピッタリなアイテムです。汎用性も高くオールマイティでどんなコーデにも似合う優秀なアイテムなため、サッパリこなしたい方にお勧めです。夏の色、夏定番のアイテムと合わせて上手く活用してください。
ポイント
- ポロシャツはブルーやネイビー等のマリンテイストで。
- ホワイトやライトベージュのシンプルなハーフ丈パンツで軽やかに。
- 足元はサンダルかスニーカーで涼しげに。ストローハットを合わせると、オシャレ感とリゾート感がアップします。パンツとハットの色味を合わせると、より涼しげに見えます。
- 襟付きシャツでキチンと感も出しつつ、ハットでカジュアル感を出せるので、簡単に見えて様々なシチュエーションで使えます。このタイプのデザインは、ストロー素材だけではなく、ペーパー素材と種類も豊富ですので、素材感で遊んでみるのも楽しいですね。ペーパー素材なら、基本的に柔らかく折り畳むことも可能なので、カバンの中に入れて持ち運ぶこともできますよ。カラーバリエーションも豊富で、リーズナブルな価格の物も多い為、何色コンプリートしても楽しいですね!
子供っぽく見せない「大人のキャップ」
「キャップは好きだけど子供っぽくならないかな?」と感じる人に最適のコーデです。キャップの向きやアイテムの合わせ技で小粋な大人使いが演出できるのも楽しみのひとつ。大人のキャップ使いは、基本的にインパクトが強すぎないカラーやデザインでシンプルにまとめるのがポイントです。
ポイント
- 明るい色のチェックシャツにホワイトのVネックTシャツをイン。
- デニムのパンツは裾を折り返して足首を見せると涼しげです。
- シャツと同系色のスニーカーを選ぶことでオシャレ度はアップ。
- せっかくなのでキャップは後ろ向きにかぶってみても面白いですよ!サングラス等の小物アイテムを使うことで、子供っぽくなり過ぎず、大人のやんちゃさを演出できます。ダークカラーのキャップをチョイスすれば、全体的にまとまって落ち着いて見えるのでおススメです。
文豪も愛したオシャレ度の高い「カンカン帽」
「カンカン帽」とは、ざっくり言うと「帽子のツバ」と「上部が平らなデザイン」で、麦わら帽子の一種となります。先程でご紹介した「ストローハット」とは少しデザインが異なります。
その歴史は古く、明治から紳士のたしなみとして多くの文豪にも愛されてきました。黒いリボンが付いたものが一般的なデザインとされています。近年、若い女性の間で大流行したことも記憶に新しいのではないでしょうか。ではそんな由緒正しき「カンカン帽」に合わせたコーデをご紹介。
ポイント
- ネイビー×ホワイトのタイトなストライプシャツをチョイス。
- あえて同系色のパンツでシックにまとめ、ベルトとハットの素材感を目立たせす。ストロー素材のハットと、網目調のベルトを合わせればかなりのオシャレ上級者に。
- 足元は黒のサンダルでシンプルに。主役(カンカン帽)をより引き立てる、上品コーデに仕上がります。文豪顔負けの知的なシルエットが楽しめます。
- もともと和装に合わせて着用していた時代もあり、浴衣との相性も抜群です。お祭りデートを控えている方は、ぜひとも浴衣にカンカン帽を合わせてみて下さい!その知的な大人の装いが、女性ウケすることは間違いありません!
フェスやストリート以外でも人気「バケットハット」
元々ストリート系で人気を博した「バケットハット」ですが、最近ではフェスなどの野外シーンで見かけることも多くなったと思います。柔らかい素材でお手入れもしやすく、さりげないコーデのワンポイントとして使い勝手が抜群の人気アイテムです。そんなさりげないコーデは、あくまでシンプルにまとめるのが今風。
ポイント
- ホワイトやブルー、ブラックやネイビーのTシャツに同系色のパンツを合わせ、あえてスッキリ
- スニーカーやサンダルにはホワイトを合わせて涼やかにかつ印象的に。一見シンプルながら、かなりのオシャレ上級者に仕上がります。
- コーディネートはゴテゴテしたものよりも、シンプルで爽やかなイメージを大切に
- ビーズ素材のブレスレットやネックレスでさし色を入れ、小技を効かせるとオシャレ効果は絶大です。
いかがでしたでしょうか?熱中症や日焼け予防の効果もありながら、時にはコーデを引き立て、時にはコーデの主役にもなりうる「帽子」という素晴らしいアイテムの魅力を感じていただけたと思います。
すでにお気に入りの帽子に出会えた幸運な方も、これから出会う方も、ぜひ今年の夏は「帽子」をコーデの中心に置いてみて下さい!きっと新しい発見がたくさんあると思います。帽子コーデの魅力に気づいたら・・・なかなか抜け出せないかもしれませんよ。