最近の人気急上昇アイテムで、聞き慣れない方も多いのではないでしょうか。着こなしアイテムとしてはやや難易度は高めですが、着こなしルールを覚えると意外と使いやすいパンツです。そしてなにより履き慣れてくると独特のシルエットと着心地が癖になります。
ジーンズでは動きにくいし、「暑い季節は汗で肌に張り付くのが嫌だ」とか「チノパンやカーゴではラフになりすぎる」と思っていた方に新しいシルエットで楽しめるアイテムです。
ジョガーパンツはスタンダードなアイテムからは少し外れるため、きちんとした着こなしルールを守らないと緩い独特なシルエットのせいで見た目が非常に野暮ったい、はっきり言うと「ダサく」なります。
難易度はやや高めですので今回の記事を参考に、「野暮ったくならないジョガーパンツの着こなし」をマスターしてくださいね。
ジョガーパンツとは?
ジョガーパンツとは、「くるぶし、裾にリブを施し、先端に向かって細くなるシルエットのパンツ」の事です。そのため、太ももが太くてジーンズがきつい方にお勧めなパンツです。また、くるぶしにリブがあるので足首が見える状態になります。スニーカーソックスやお気に入りの靴を強調したい時にもお勧めです。
アイテム単体としては「女性っぽい」「ルーズ」「ラフ」といった印象の強いアイテムです。着こなしを間違えると単純に「だらしなく」なってしまいます。だらしなくならないためには他のアイテムとのバランスが重要になってきます。
そこで今回はジョガーパンツを使って、野暮ったくならないコーデを3つご提案。
・ジャケットを合わせてきれいめコーデ
30~40代にお勧め!楽なのにきれいめなテーラードジャケットを使った大人のきれいめコーデ
・シャツを合わせたナチュラルコーデ
20代~30代におすすめ!気張らないナチュラルコーデ
・流行りのMA-1を合わせた流行コーデ
10代~20代におすすめ!去年より流行しているMA-1を使ったコーデ
ジャケットを合わせたきれいめコーデ
ジョガーパンツのラフさを中和するにはキレイめなアイテムを合わせるのが一番簡単です。きれいめアイテムの代表と言えばテーラードジャケット。ジョガーパンツにボーダーTシャツ、スニーカー、最後にテーラードジャケットを羽織って完成です。ジャケットはちょっとキメすぎかな、と思うくらい上品なジャケットのほうが良いですね。
合わせるボーダーTシャツですが、よりきれいめな感じが出る、ピッチの細い柄を選びましょう。
スニーカーはローカット、色は白が鉄板ですが、極端にインパクトのある色でなければなんでも合います。下半身はスポーティでカジュアル、上半身はきれいめでうまくバランスが取れるコーデと言えるでしょう。
ポイント
- ピッチの細いボーダーTシャツとテーラードジャケットで上半身をきれいめにまとめる
- スニーカーはローカットで足元を軽く見せる
- ジャケットはできる限り上品なものをチョイス
シャツを合わせたナチュラルコーデ
ジョガーパンツはシャツとも相性抜群です。だけど何でもいいわけではありません。ジョガーパンツと合わせるシャツはできる限り「シンプルで柄の無い物」が良いです。柄やデザインを取り入れてしまうと全体的に「幼い」コーデになってしまします。
10代ならともかく、20代~30代のみなさんはシンプルな無地のシャツをさらりと合わせて「大人のナチュラル感」を演出したいですね。
足元はスニーカーでもいいですが、デッキシューズを組み合わせるとで「こなれ感」が出ます。ジョガーパンツは「足元を見せる」服装なので最大限生かしましょう。
ポイント
- ジョガーパンツは無地のシャツと相性抜群!
- 柄物、デザイン物は避けて必ず無地を選ぶこと
- スニーカーでもOKだが、デッキシューズだとよりこなれ感が出る
流行りの「MA-1」を合わせたトレンドコーデ
ジョガーパンツは、去年から引き続き流行っている「MA-1」や「ミリタリー系」とも合わせやすいです。やや「若者感」がでるので、10代~20代後半くらいの方にお勧めのコーデです。ジョガーパンツは足首が締まったデザインなので、上にMA-1を持ってくるとVラインシルエットになり、全体のバランスが良くなります。
黒のジョガーパンツに定番のカーキMA-1。視覚的にも下半身はよりすっきりと、上半身はそれなりにボリュームが出るコーデです。靴は割と幅広く対応できるので、お気に入りの靴やスニーカーを持ってくるのが良いですね。ジョガーパンツは靴や靴下を強調できるスタイルなので自分の一番好きな靴を持ってきて存分に見せてしまいましょう。
ポイント
- MA-1との相性も問題なし
- 黒のジョガーパンツよりカーキのMA-1でバランスよく見えるVラインシルエットを狙う
- 靴は幅広く相性がいいので好きな靴やスニーカーを合わせるのが一番
いかがでしたか?
かなり最近出てきたアイテムなので、何となく合わせ方が分からなくて敬遠している方も多いのではないでしょうか。ですが、一度履くとその動きやすさや身軽さに思わずハマってしまうかも。
他のアイテムをシンプルにまとめれば、そこまで難しいアイテムではありませんので、この機会に是非チャレンジしてみてくださいね。