男性の夏のファッションと言えばポロシャツ!
アイテムにあれこれ悩まず、一枚で着てサマになる上に通気性も良く快適な一枚です。
いまやポロシャツを持っていない方はいないのではないでしょうか?
その人気を裏付けるように、各ブランドからも、ファストファッションからも毎年様々なポロシャツがリリースされています。
一枚でも、重ね着でもOK、ジーンズにもカーゴにも相性バッチリ。
はっきり言って適当にアイテムをチョイスしてもそこそこ様になります。
ただし、どんな組み合わせでも極端にダサくなることはありませんが、着こなしを間違えるとちょっと野暮ったくなっちゃいますよね。
なんだか「休日のお父さん感」が出てしまって悩んでいる方が意外と多いです。
ポロシャツをかっこよく着こなすためにはいくつかルールがあります。
今回はバシッと決まるポロシャツコーデのご紹介です。
テイスト別ポロシャツコーデ4選
ポロシャツはどんなアイテムとも相性がいいです。
そのため、黒と白のポロを1着ずつ買って着まわすだけでも十分です。
買う順番は黒→白→好きなカラーといった感じで買い足していくと良いですよ。
今回は黒と白の2色のポロシャツを使って4通りのコーデを紹介します。
・ジーンズと合わせる王道アメカジコーデ
・白のポロの爽やかさを最大限生かすカジュアルコーデ
・大人が着るポロシャツ!落ち着いた雰囲気の大人めコーデ
・カジュアルなポロでもシックに着こなしたい!黒でまとめたモードコーデ
ジーンズと合わせる王道アメカジコーデ
ポロシャツはジーンズとの相性は決して悪くないのですが、ジーンズのチョイスによってはラフすぎるというか、カジュアル感が強くなりすぎてしまうのでちょっとだけ注意が必要です。
ポイントはラフなポロシャツに対してジーンズはややキレイメにする、という点です。
ジーンズを加工の激しい物や、アイスブルーに近いラフな物をチョイスするとちょっとラフすぎるアメカジになります。
体系によってはまさしく「休日のお父さん」になってしまいます。
できればジーンズの色はできるだけ濃い目で、シルエットも細身のストレートがベター。
こういったジーンズを履くことで、合わせたときにポロシャツのラフさが中和されてバランスが取れます。
この2つのアイテムの組み合わせでもまだちょっとだけカジュアル要素が強いので白のスニーカーでさらにきれいめ感を出すとよりバランスのとれたアメカジ(キレカジに近いですね)になりますよ。
ポイント
- ジーンズは色の濃い、細身のストレート
- 加工してあったり、色の薄いジーンズは避ける
- 靴はきれいめで爽やかな白スニーカーがベスト
白のポロの爽やかさを最大限生かすカジュアルコーデ
夏のコーデの中でもっとも爽やかなアイテムと言えば白のポロシャツ。
白のポロシャツはどう着ても爽やかなんですが、合わせるアイテムによっては爽やかすぎて幼く見えてしまう可能性があります。
顔は大人なのにコーデが子供っぽいのは見る人に違和感を与えてしまいます。
20代後半~30代以上の方は幼い組み合わせを避けて「大人カジュアル」を目指しましょう。
ポイントはテーパードのジーンズやパンツです。
サイズはややゆとりがあるくらいがベストです。
「やや」、ですよ。ダボダボはだらしなく見えますので注意!
緩やかに広がったテーパードシルエットのジーンズやパンツにすることにより「大人のリラックス感」が出ます。
これなら白のポロシャツでも子供っぽいコーデになりません。
後はクロノグラフの腕時計と、ちょっとだけこだわったレザースニーカーなども合わせれば完璧です。
どちらもちょっと大人っぽいアイテムですが、イメージとしては極端に爽やかな白のポロシャツを少しだけ大人っぽいアイテムでバランスをとる感じです。
ポイント
- ジーンズやパンツはテーパードシルエットで
- サイズはほんのちょっとゆとりがあるくらいがベスト
- クロノグラフの腕時計やレザースニーカーなどの「大人顔」アイテムで全体的に落ち着いた雰囲気を出す
大人が着るポロシャツ!落ち着いた雰囲気の大人めコーデ
ポロシャツは万能アイテムですが、誰が来てもアクティブというか、「ヤンチャ」なイメージを出してしまいます。
そこで大人めっぽいカラーのポロシャツを使って大人っぽいコーデをしてみましょう。
特に30代以上の方にお勧めのコーデになっています。
ポロシャツは紺がお勧め。黒もいいのですが、黒って夏に着ると少し野暮ったいんです。
せっかくの涼しげなポロシャツなのに重くて野暮ったい色をチョイスするには疑問です。
かといって明るいからーだとさっき書いたようにヤンチャな雰囲気になってしまいます。
そうなると大人のポロシャツの色は紺一択です。
黒よりはましとはいえ、やはり少し重たいので下は思い切って白のパンツを合わせましょう。
ロールアップしてさらに軽さを出せば完璧です。
靴はせっかくの大人コーデですのでスニーカーではなく大人っぽい靴をチョイスしましょう。
ポイント
- 色は紺(ネイビー)一択!
- パンツは白で、ロールアップ。とことん軽さを出す
- 靴は大人目のアイテムをチョイス。
カジュアルなポロでもシックに着こなしたい!黒でまとめたモードコーデ
散々書いてきましたが、ポロシャツはどうしてもアクティブ・カジュアル・ラフといったイメージが強いアイテムです。
いくら夏とはいえ、軽い格好に抵抗のある人もいるでしょう。
でもポロシャツの快適さは捨てがたい!そんなわがままな悩みにもお応えします。
黒のポロシャツに黒のスキニーで完全モード系にしてみてはいかがでしょうか?
はっきり言って好きな人と嫌いな人に極端に別れそうですが、モード系を選ぶ方はそんな他人の評価なんて気にしませんよね。
ただし、真っ黒だとセンスを疑われるので、ポロシャツやスキニーのどこかに差し色やワンポイントのデザインを入れましょう。
ポロシャツの胸元や襟にカラーのあるアイテムが良いですね。
バッグは大きめのものをチョイスし、色はブラウンが良いと思います。
黒だと野暮ったいですし他の色だと悪目立ちします。
中間トーンのブラウンが全体に馴染むと思います。
バランスを取るのがやや難しいコーデですが、全体をタイトにまとめれば極端な失敗はないと思います。
ポイント
- 黒のポロシャツ×黒のスキニーで個性的な雰囲気を出す
- ポロやスキニーのどこかに差し色を
- 大きめのブラウンのバッグで真っ黒にならないようバランスをとる
ポロシャツうんちく
最後に、ちょっとだけみなさんにポロシャツの歴史についてご説明します。
ポロ、ポロと呼んでいますが、皆さん「ポロ」ってなんだかわかりますか?
実はポロというのは非常に歴史の古いスポーツの名前です。
元々は紀元前6世紀のペルシャ(イラン)で騎馬隊の軍事訓練として行われていたものが各地域に伝わって競技化したものだそうです。
非常に広いコートの中を馬に乗った競技者がスティックでボールを運び、相手のゴールに入れれば勝ち、というスケールの大きい競技です。
乗馬+アイスホッケーのようなものでしょうか。私も実物を見たことありませんので想像ですが。
この競技を行う人たちが好んで来ていたシャツが襟元がボタンで留められるデザインの「ポロシャツ」の原型です。
ポロシャツで有名な「ラルフローレン」のロゴはこのポロ競技を行う人たちがモチーフになっているそうです。
競馬のジョッキーだと思っていた方、(私もですが)残念でした。(笑)
いかがでしたか?
こうしてみると意外と難しいアイテムなのかな?と思われてしまうかもしれませんが、ポロシャツ自体は冒頭でお話しした通り万能アイテムです。
万能だからこそ、組み合わせが無限大で、アイテムによって野暮ったく見えたりオシャレに見えたり色々な表情を出せるんです。
今年もポロシャツ無しでは生きていけない!なんて人も多いと思います。
去年と同じコーデも良いですが、今回の記事を参考にいつもと違ったこだわりのポロコーデ、してみませんか?