「今年こそはオシャレを始めたい!」というアナタ。 まず購入するべきアイテムは「パンツ」です!
パンツは、コーデの肝となります。
パンツのシルエットがコーデ全体のシルエットを、雰囲気を左右します。
自分に似合うパンツを選ぶことができれば素敵なコーデの8割は完成したも同然です。
では、具体的にどんな種類のパンツがあるのか?
メンズの王道パンツ5種類について、そのルーツから着こなしのコツまで徹底解説します!
王道パンツ5種類
ド定番カジュアルアイテムの「ジーンズ」
▼ジーンズのルーツ
ジーンズは言わずと知れたアメカジの定番アイテムです。
その歴史は長く、起源は1850年代のアメリカにさかのぼります。
初めは、ゴールドラッシュに沸くアメリカのカリフォルニアで、鉱夫の作業着として生み出されました。
ちなみに、初めにジーンズを広めたのはリーバイ・ストラウスという人物。後の「リーバイス」の創始者です。
当時、鉱夫たちを悩ませていたのは、猛毒を持つガラガラヘビ。満足な医療設備のない環境で働く彼らにとって、切実な問題でした。
そこで目を付けたのが、ガラガラヘビが嫌うという成分が入っているというインディゴの染料。もともと余った真っ白のキャンバス生地をインディゴで染めることによって身を守っていたのだといいます。
しかし、インディゴ染料には蛇の嫌がる成分がわずかしか入っていないため、効果はほとんどないということが後々判明。それでも当時の人々は、ジーンズを履くことで心の平穏だけでも保っていたようです。
もともとは労働者たちの身を守るための作業着だったジーンズですが、現在ではカジュアルアイテムとして全世界の人々に親しまれています。
▼ジーンズを使ったコーデ例
ポイント
- ジーンズは、様々なテイストがあるのでカジュアルからきれいめまで、幅広いコーデに取り入れることができます。
- 写真のように全身をワントーンで統一すると、カジュアルアイテムを使いながらもきれいめな雰囲気のコーデをつくることができます。
- トップスはニットや綿シャツなど素材感の違うアイテムを合わせるとメリハリのあるコーデになります。
キレカジの中心アイテム「チノパン」
▼チノパンのルーツ
チノパンも、カジュアルアイテムのひとつです。ジーンズよりもややきれいめな印象になります。
チノパンは「チノ・クロス」と呼ばれる綿や化学繊維からなる生地でできたパンツです。
きれいめな印象からは一転、そのルーツは軍服にあるというから驚きです。
1890年代、インドに常駐していたイギリス軍が軍服にチノパンを採用。その後、耐久性がある上に安価というところに目を付けたアメリカ軍もチノパンを軍服に採用しました。
そんな軍服の定番であったチノパンがおしゃれ着として市民権を得たのは1970年代のアメリカです。
いわゆるアメリカで生まれた「プレッピー・ブーム」に乗っかって日本にもぼちぼち輸入されました。
ポイント
- チノパンは、幅広いコーデに取り入れられる万能アイテムです。
- 襟付きシャツと合わせてきれいめコーデを作ることも、Tシャツと合わせてカジュアルな雰囲気にすることもできます。
- 写真のようにベージュのチノパンにオフホワイトのニットを合わせると、統一感が出て爽やかな印象になります。
男らしいワイルドな雰囲気をつくれるアイテム「カーゴパンツ」
![IMG_9662](https://leeap.jp/magazine/wp-content/uploads/2017/01/IMG_9662-2.jpg)
▼カーゴパンツのルーツ
カーゴパンツは、綿やツイル素材などで作られたカジュアルズボンです。
太目のシルエットとサイドについたたくさんのポケットが特徴です。
そのルーツは昔の貨物船での作業着にあります。ちなみにカーゴは貨物を意味する言葉です。
サイドにつけられたたくさんのポケットは、船の仕事で使う道具を入れるのに使っていたようです。しゃがんでも道具の出し入れがしやすいように、裾に近い部分にもポケットがつけられています。
耐久性と機能性が評価され、のちに軍服にも採用されるようになりました。
▼カーゴパンツを使ったコーデ例
ポイント
- カーゴパンツはかなりカジュアルなアイテムなので、多少きれいめなアイテムと合わせることをおすすめします。
- 写真のように、細みのカーゴパンツにきれいめなトップスを合わせればきれいめな雰囲気のコーデもつくれます。
スポーティーで爽やかな雰囲気をつくれる「ジョガーパンツ」
▼ジョガーパンツのルーツ
ジョガーパンツは、裾がゴムなど伸縮する素材になっているものです。
近年人気が高まっているので、様々なブランドが様々な素材のジョガーパンツを次々と発売しています。
アメリカのパブリッシュブランドというストリート系のアイテムをメインに扱っているブランドが発売したのが始まりです。
ジョガーパンツは裾がすぼまっていて、スニーカーが隠れないことなので、初めはスニーカー好きの間で広まりました。
▼ジョガーパンツを使ったコーデ例
ポイント
- シンプルなアイテムを合わせてスポーティーに着こなすのがおすすめです。
- ジャケットやシャツなどを使ったきれいめコーデの外しアイテムとして合わせても素敵です。
きれいめコーデの定番アイテム「スラックス」
![IMG_9667](https://leeap.jp/magazine/wp-content/uploads/2017/01/IMG_9667-1.jpg)
▼スラックスのルーツ
スラックスは、スーツや制服などのズボンのことをさします。フォーマルなコーデに使われる定番アイテムです。 ほとんどの場合、センタープレスとベルトを通すためのベルトループが設けられています。
スーツの起源に関しては諸説ありますが、19世紀のイギリスにさかのぼるといわれています。
最上級の正装であったモーニングコートの裾を切り落として簡素化したものが始まりだったといいます。
19世紀末から20世紀初頭まで、アメリカのビジネスマンがビジネスウェアとして着用し始めました。
日本に入ってきたのは、幕末~明治時代初めだといわれています。
最近ではスラックスは種類によってはフォーマルだけではなく、カジュアルにも使われるようになり、着こなしの幅は広がりつつあります。
▼スラックスを使ったコーデ事例
ポイント
- きれいめなシャツやカットソーにはもちろん、写真のようなカジュアルなニットを合わせてハズしたコーデも素敵です。
いかがでしたでしょうか。
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